菊屋稲荷社は、古くは「源頼朝や武田信玄が善光寺に向かう途中に参拝した」と言う伝説のある稲荷社です。江戸時代から明治末頃まで問御所で造り酒屋を営む「菊屋」の屋敷神として繁栄しましたが、菊屋が酒屋を閉じた後は荒廃してしまいました。
その後、大正末期に地域の信奉者により菊屋稲荷社が再建され、月次祭の他に、元旦祭、初午祭、秋の大祭、越年祭などの祭事が行われるなど大切に守られ、家内安全・商売繫盛・五穀豊穣の霊験あらたかな稲荷社として、多くの参拝者が訪れております。
菊屋稲荷社は、令和7年9月に再建100周年を迎え、記念事業として「菊屋稲荷社再建百年の歩み」の発刊、「菊屋稲荷社縁起の大絵馬」の制作などが行われ、9月10日の「秋の大祭」では「お神楽奉納」や「記念花火奉納」など盛大に再建100周年をお祝いしました。

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